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サラリーマンやSOHOに必要な確定申告や節税方法を掲載SOHO税務知識

2 確定申告の手続き

2-1 確定申告をすることによって税金を戻してもらおう

SOHOの報酬を受け取る際に源泉徴収を受けている人は、年末になると「支払調書」が送られてきます。
この「支払調書」をもとに確定申告をするのですが、SOHOを専業で行なっている人や主婦でSOHOを行なっている人は、受け取った所得が年間を通して38万円未満の場合には、確定申告をする必要がありません。
この場合の所得というのは、SOHOで受け取った報酬から必要経費や控除等を差し引いた純粋な所得を指します。

10%の源泉徴収を引かれている場合がほとんどかと思いますが、所得税の計算方法は(収入-必要経費-基礎控除38万円-医療控除などの各種控除)×税率となるので、10%では税金の納めすぎの人が大多数となります。
ですので、確定申告することによって収めすぎた税金が戻ってきます。

2-2 確定申告はいつ行なうの?

SOHOは個人事業主となりますから、所得が38万円(副業の場合は20万円)を超えたら確定申告をしなくてはいけません。
確定申告は前年の1月1日から12月31日までの間に得た所得を申告するのですが、2月16日から3月15日までが申告期間となっていて、申告期限が過ぎてしまうと加算税や延滞税などがかかってきますから、忘れないようにしましょう。
郵送で申告を行なう場合には、3月15日までの消印が有効となります。
3月15日が土・日の場合にはその後の平日までの消印が有効となります。

2-3 副業でSOHOを行なっている場合

確定申告の際には、SOHOの報酬から必要経費と各種控除額を引いた「所得」を申告するのですが、各種控除額にはどのようなものがあるかご存知ですか?

確定申告の際の各種控除額には、以下のようなものがあります。

  • 基礎控除・・・・・全ての納税者が対象で、38万円の控除を受けることが出来ます。
  • 医療費控除・・・・本人及び生計を共にする配偶者や親族のために支払った医療費
  • 社会保険料控除・・本人及び生計を共にする配偶者や親族のために支払った社会保険料、厚生年金、国民年金
  • 損害保険料控除・・火災保険や自動車の損害保険、障害保険料
  • 寄付金控除・・・・国などへ支払った寄付金
  • 雑損控除・・・・・火災、地震、盗難などによって資産に災害を受けた場合
  • 配偶者控除・・・・配偶者の給与収入が103万円以内であれば、給与所得控除65万円を差し引くことが出来るので所得が38万円となります。この場合には配偶者控除を受けることが出来ます。
  • 寡婦控除・・・・・夫の死別または離別をしてなおかつ年齢が65歳以下、総所得金額が38万円以下の扶養親族や生計を共にする子供がいる場合、若しくは合計所得が500万円以下である人を対象として、27万円の控除を受けることが出来ます。
  • 寡夫控除・・・・・妻と死別または離別をしてなおかつ年齢が65歳以下で合計所得が500万円以下で、総所得金額等が38万円以下の扶養親族がいる人を対象として、27万円の控除を受けることが出来ます。
  • 勤労学生控除・・・大学や高等学校、専修学校、職業訓練法人に通う学生で、年収が130万円以下であれば27万円の控除を受けることが出来ます。

注意しなくてはいけないのは、サラリーマンが副業としてSOHOの収入を得た場合には、雑損控除や医療費控除、寄付金控除は確定申告をしないと、所得控除を受けることが出来ないことです。

2-4 必要経費としてあげられるもの

確定申告の際に税金が課せられるのは、「SOHOで得た収入-必要経費-各種控除」=所得にかかりますから、必要経費にはどのようなものがあるのか、確認することも大切です。SOHOの収入から引くことが出来る必要経費とは以下のようなものが挙げられます。

  • 通信費・・・プロバイダ代金や郵便切手など
  • 消耗品費・・プリント用紙、インク代、ソフト、10万円未満のパソコン周辺機器など
  • 図書研究費・参考書籍の購入代など
  • 接待交際費・お中元、お歳暮、打ち合わせ時の食事代など
  • 旅費交通費・打ち合わせ時の交通費など
  • 宣伝広告費・名刺代など
  • 研究費・・・資料収集や調査にかかった費用など
  • 外注工賃・・仕事を外注したときに発生する費用など

その他、電話代や水道光熱費、地代家賃なども生活費と按分して 必要経費としてあげることが出来ます。
電話代は通信先が分かる一覧を用意し、家賃は仕事をするスペースが家の20パーセント相当を占めている場合に必要経費としてあげることが出来ますが、同居家族の場合は計上できません。

2-5 確定申告へ行く際の持ち物

SOHOで得た所得を元に税務署へ確定申告へ行く際は、忘れ物をしないように持ち物もチェックしましょう。

  • SOHOで得た収入が分かるもの
  • 必要経費を集計したもの
  • 印鑑(銀行印)
  • 各種控除の証明書(生命保険料控除、医療費控除を受ける際は領収書など)
  • 口座番号

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